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環境が変わっても
給食ブログ長崎ぽんぽん保育園では、主に3歳児以上のクラスがホールの食堂で給食を食べていましたが、事情があり数日間だけホールから乳児クラスの部屋に食堂を移動しました。

いつもと違う場所に子どもたちが戸惑ったりしないか気になりましたが、「なんで今日はここなの???」と言いながらも、麦茶を入れてから好きな席をみつけ、配膳コーナーでご飯をよそっていく子どもたち。あまりに自然なその姿に、こちらの方が驚いてしまいました。
考えてみると・・・
◎天気のいい日はテラスに机と椅子を出して食べる。
◎行事の日には、家から空っぽの弁当箱を持参し、給食を詰めてお弁当給食。
◎散歩先でのデリバリー給食 などなど。
日常の中で様々なシュチュエーションを経験済みでした。
そうか、シンプルに食堂はご飯を食べに行く場所。自分で必要なものを自分のペースで運んで、好きな席に座って楽しく食べる。その目的は、場所が変わっても全く変わりません。子どもたちの中には、それが自然と理解できているでしょうね。日々の中で培われている、「生きる力」の土台を感じる時間でした。
ただ、そこに至るまでには先生たちが、急な変更だがどうしたら運びやすいか、配置や動線をしっかり練っていたのも事実。そんな先生たちの存在と、それに適応する能力が備わっている子どもたちだからこそ、見られた「あたりまえ」の光景なのでしょうね。
