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ぽんぽんブログblog

園舎デザイン

ぽんぽん先生ブログ

色がもたらす潜在意識の操作で子どもの個性が潰れないように。子どもたちの躍動や子どもたちが作った作品の彩りが主役になる空間になるように「何者でもなく、意図を示さない。前に出ず、子どもたちに寄り添う存在感」を目指したぽんぽん石脇こども園の園舎デザイン。

外壁は、非常に小さいサンプルから出来上がりを想像するのが非常に難しいものですが、この色にして良かったと思えています。景観に馴染むし、日の当たり方で色んな表情を見せてくれて楽しいです!

そして、園内は、暗くなることを懸念していましたが、サンドグレーをメインとした壁紙に優しい雰囲気が作り出されました。

引き渡しの当日、大きなミスが見つかりました!4歳児クラスの園児用ロッカーの取り付け位置が違う。

移動させるには、ロッカーと床を接着させているシーリングを剥がし、コンセントの位置を変更して、壁紙やピクチャーレール、床を張り直しする必要がある。各業者がこの部屋に集まった時のなんともに言えぬ空気感。

私はこの位置でも良いのか時間を取って考えましたが、結果、変更をお願いしました。その一番の理由は、この位置だと園児1人のロッカーが、若干、暗い。

過剰と言われればそうかもしれません。ただ、そう感じながらこの場所を使うことになる園児への申し訳なさが消えませんでした。

私は、園児との対等な関係を望んでいます。【子どもだからいいだろうは無くしたい】と思っています。

園児・保護者と保育教諭の関係でも同じです。言葉の定義を調べると、聖職者に教師を含めるのかもしれませんが、語弊を恐れず言うと、私達は何かに導く聖職者ではありません。子どものためには、保護者とともに園児の成長を見守る仲間でありたいと思っています。

話が脱線しましたが、これまで以上にデザインの選択に自分の意思を通した形になりましたが、それぞれの立場と視点からいただくアドバイスがそれと反していると、自分の感性を信じて進めることに疑心暗鬼になります。ただ、そこには、自分の思い(コンセプト)がある。それを実感させられた準備期間でした。

2024年4月1日、無事に開園を迎えましたが、関係者皆様のご協力に心より感謝を申し上げるとともに、ここからまた、多くの子どもたちの笑顔を作っていきたいと思っています。

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