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不適切保育の報道から思うこと

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昨今、保育園等における不適切保育の報道が絶えないですね。そして、その対応策が実施されていますが、応急処置しかないので不安になります。問題というのは、本質的な解決までには時間がかかるので応急処置も必要で、それを否定するつもりはありません。ただ、応急処置「しか」ないので不安になります。

雨漏り・・・。壁紙は雨漏りで濡れ続けるとカビが出てきます。綺麗な壁紙に張り替えても屋根に穴が空いていたら当然にまたカビが生えてきます。そして、他の場所までにも影響を与えます。

そして、雨漏りはその箇所を特定するのが難しいと言われています。組織の問題箇所を見つけるのもやはり難しい。ただ、捉えどころはあるように思います。下記が全てではないのですが、次の考え方が出来ているかがその1つではあるのではないでしょうか。

「学校(園)」という空間ができ社会から分断され、「大人」と「子ども」・「先生」と「生徒(園児)」という言葉で対等さを失い、「健常者」と「障碍者」というラベリングがされる。そして健常者は優劣をつけられる。その逆を推進できるかどうか。「大人」と「子ども」は対等で、自分がやられて嫌なことはしてはいけない。

さらに、「先生」と「生徒(園児)」だけの関係にならないよう多くの園でより一層の保護者の考えを入れるべきだと思います。ただ、最終的な決断は必ず園がするべき。
様々な要因があり、これらが簡単に出来ないのは理解できます。ただ、それをどのように実現できるかを考えている園からは、そうした問題行為が起きにくいと思っています。

こうしたことに、多くの時間を費やす必要性があることの理解が業界に広まってほしい。そして、より子どもたちが笑顔でいられる時代に向かうことを強く願います。

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