9月末の台風15号により、清水区にある長崎ぽんぽん保育園は浸水被害にあい、給食室もこのような状況でした。下記の写真は、水が大分引いてから、園舎内に入ったときのものです。実際はもっと高い位置まで浸水しており、多くの機器の電源部分が被害にあったため、保育が再開してからも1週間は復旧作業のため、各家庭にお弁当のご協力をしていただきました。ありがとうございました。

ですが、給食復旧期間の4日間のお弁当は、子どもたちにとっては予期せぬ「ごほうび」だったようです。やっぱりお弁当の特別感は、子どもたちの心をワクワクさせるのでしょうね。給食の時とはまた違うキラキラの表情、お家の方にも見せたかったです！

その間に私たちは、給食室復旧に向けて大奮闘！
泥水を汲み出した後は、何度も何度も消毒で床を拭き上げ、大きな冷蔵庫や棚も動かしてもらい、裏側の壁まで清掃しました。その後、業者による消毒とコーティング。

故障した機器を入れ替えるための期間も、浸水被害を受けなかった食器類まで複数回の洗浄と消毒を繰り返し、本当に文字通り隅から隅までやり尽くしました！

貯水槽の消毒も完了し、いよいよ給食再開！

幼児クラスの子どもたちは、「給食室なおってよかったね！」とたくさん声をかけに来てくれました。きっと家庭でそんな話も出て、楽しみに待っていてくれたのでしょう。

水が出る、機械が動く・・・そんな「あたりまえ」の日常のありがたさを感じる時間となりました。