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教育的ドキュメンテーション

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【ブログから、子どもたちへの思い・考えを知っていただけたら嬉しいです♪】

ここ最近、数年前まで聞き慣れなかったドキュメンテーションという言葉がだいぶ認知されてきたのではないでしょうか? 認知だけでなく、その作成を多くの園が始めているかと思います。

数が多ければ良いという訳ではありませんが、当社ではどの程度の枚数が作成されているかと言いますと、定員90人の認可保育所を例に、2021年度は、773枚が園内に掲示されました。また、昨年度の卒園式も、その多くのドキュメンテーションが園内に張られ、保護者と職員は、これまでの子どもたちの成長過程を紡ぎ、年長組を小学校へと送り出しました。

ただ、ドキュメンテーションに限らずですが、物事が当たり前になってくると「なぜやるのか」が置いていかれがちです。当園がドキュメンテーションの作成を始めるきっかけとなったのは、連絡帳や写真販売だけでは、子どもの成長の可視化に限界を感じたからでした。

その思いにあったのは、保護者は、保育者が思っているより園内のことが見えておらず不安に思っているということ感じたため、それに共感してくれた先生方と、個を捉えた細かい内容の連絡帳を心掛けてきました。その時期があったからこそ、現在、連絡帳を日誌に代用する文化が生まれたことは余談ですが、それにしても文字より写真、動画、それらの組み合わせの方がやはり保護者は安心を覚えるのではないでしょうか。

写真で今という瞬間を切り取り、その前後にどんなエピソードやドラマがあり、どのような成長や園児の心の動きがあったのか。言い換えると、保育者はその園児の頭の中をどう覗きみているのか。また、保育者自身の心がどう動いたのかを文字で記す。その1枚が、今日、園児がこの園にきた意味の証にもなっているように思います。

タイトルを「教育的ドキュメンテーション」としましたが、ここまでなら一般的な「ドキュメンテーション」でよかったと思います。ドキュメンテーションを良く理解した職員の入社と同時に本格的に始動してきたこの4年間で、子どもの成長を可視化するだけのドキュメンテーションは、園児のクラスや職種の垣根を越えた縦断的な把握に繋がり、今を捉えどう未来の保育環境を用意するかを考えるツールとなり、それを資料とした園内研修による相互の学びを促進する教育的ドキュメンテーションに変化していきました。

他にも様々な利点がありますが、挑戦している課題もあります。それは、またお話しする機会がありましたら。

つづく・・・

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